安芸大田町にある「山荘HANAKI」へ連れて行っていただいた。携帯の電波も、テレビの電波も届かない、恐羅漢山の入り口の山の中。木々に囲まれた中に、私が深く興味を持っている広島の異端児建築家「今中敏幸氏」の建物がある。
今中建築といえば、いままで、今中さんの奥さまがいまもされている、安佐北区大田川河畔の「休日の家」、そして土師ダム湖畔の「花水木」、毘沙門台の「赤い屋根」・・・と、このカフェ散歩でたずねて、オーナーの方にたくさんお話を伺ってきました。
私としては、必ず訪れたかったのが、ここ「山荘HANAKI」まさに、今中建築の集大成。
広島から車で2時間弱。恐羅漢山の入り口。そこの山の中の木々に囲まれたところに、今中氏独特の建築物が見えてくる
自然石を積み上げたゲートをくぐって、まさに今中建築の建物へ入っていく。
その、木製のドアをひとたび開けると、そこは、言葉に出来ないくらい、自然で、あたたかみのある世界が広がる。