イギリスのアラップスポーツ社が新球場案公表。建設費190億円「赤い」商業・ホテル複合型球場。広告収入等で建設可能とするも、市がきょう18日発表したコンペ応募資格「90億円以下」という条件にあわず、コンペ参加断念せざるを得なくなりました。アラップ社の会見で「90億円ではつまらない球場になってしまう。松山の坊ちゃんスタジアム・倉敷のマスカットスタジアム以下の球場を作る気なのか?」と広島市市が決めた参加資格90億円に強く反発していました。イギリスのアラップ社といえば、大リーグの球場や、W杯のスタジアムなど数多く出がける、世界屈指のスタジアムを手がけている会社。そのコンペ案を見ると、本当に洗練された現代建築のごとく、かっこよく、世界に通用する前衛的デザインでした。カープだけに赤いスタジアム。観客席の上に、ホテルや商業施設がぐるっと囲み、本当に楽しい球場っていうのがとても伝わります。こうしたブレインと、お金さえあれば、可能性は広がるはずなのですけれどね。残念です。90億じゃ、中途半端なものしか本当にできないのだろうか?(確かに倉敷や松山の球場は、90億以上かけているのも現実なのだけれど)