ここに線路があり、列車が走っていた
2003年(平成15年)12月1日の廃止から、もうすぐ6年。ホームも、草木によって、うっそうとした緑に覆われようとしている。線路跡はほぼ完全に草木に覆われて、茂みの中になってしまった
今井田駅前から可部方面を望む。県道から駅へ向うための踏切もかろうじて残っている状態。
県道267号線から、今井田駅前、今井田地区、そして筒瀬橋を見渡した写真。のどかであり、時間が止まったような、そんな原風景。今井田駅と赤い筒瀬橋が印象的。山に囲まれ、その中央を急流の太田川が流れる。山間という言葉がぴったりだ。平成17年の台風豪雨による、太田川氾濫・水害によって、多くの被害が出た今井田地区ではあるが、その後、太田川河岸の堤防工事が進んだ。
広島交通今井田バス停。可部線非電化区間廃止後、代替としての意味も含まれた上でのバスが運行されている。便数は、対岸の県道177号線を走る第一タクシーのバス路線より若干多い。
さて、7月から続いていた、安佐北区高陽・可部、安佐南区八木・緑井の、「広島市北部」長期シリーズは、この記事で一段落となります。また、安佐北区・安佐南区のシリーズ記事を、書いていけたらと思っています。そして、これから、安佐北区・安佐南区を訪れた際は、その都度、単発の記事にできたらって想います。
長い間、ありがとうございました。