広島のニュースな街ブログ
2009年 05月 29日
そごう広島店本館・屋上遊園地 その3
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以前は、ここでよくステージショーなどおこなわれていたのだろう。ちょうど、紙屋町交差点の角の部分にあたる
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このステージから、都心・八丁堀方面を望む。東急ハンズや福屋・天満屋・三越といった、デパートが見える
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いまでも現役。遊園地といえばおなじみの動物の乗り物。屋上遊園地内を走ることができる
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ゲームコーナーにも、たくさんのゲームが揃っている。なかには、昔懐かしい、スマートボールも。
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かつて、ビアガーデンを営業していたときのなごりが残る。
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ここで、都心の喧騒を忘れて、ゆるりゆるり過ごす人も意外と多い。デパートの屋上という、場末の世界は、独特の空気がそこにある
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たまには、そごうの屋上まで登ってみてはいかが?

10階のレストラン街のほの暗いゴージャスな雰囲気から、エスカレーターは天に向ってのびる。その先には、それは静かな、忘れられている空間、そう、屋上遊園地が広がっているのです。

乗り物に乗るわけでもなく、ゲームをするわけでもなく。けっして見晴らしがよいわけでもなく。ただ、その都会の場末というべき、現在の時間から取り残されているような空間が、妙にホッとするという感覚だろうか。休日なのに、家族連れで遊んでいる姿は少ない。そごうの屋上遊園地は豪華だ。ジェットコースターも、ミニ鉄道も、スカイカーも、メリーゴーランドも揃っている。いつでも動かせるようスタンバイしているのです。

子供のころ、家族に連れられて、ここで遊んだという、はっきりとした記憶はない。むしろ、階下のファミリーレストランで、いつもそごうセット(ハンバーグの上に、そごうのマークに切り取られたパイナップルが乗っけられているような、セットメニュー)を食べさせてもらった、そして広島城方面を一望するレストランの眺めのよさだけが記憶が鮮明に残っている。このそごうの屋上をしっかり意識するようになったのは、学生になってから。そごうでアルバイトしてて、屋上の社員食堂からぼんやり屋上遊園地を眺めてたな・・・夏はサークルのコンパで、ビアガーデンに行ったなとか。

商業的に、以前は「噴水効果」と言われた
デパートのお客さんを、館内全フロアーに来てもらう導線を作るために、遊園地やレストラン街、催し物会場を最上階に作って、噴水のように下から上、また下へ昇り降りしてもらう・・・その有効な手段だった。しかし、昨今は、催し物会場以外に、その効果はないようです。子供も、屋上遊園地で遊ぶことを求める嗜好は、あまりないでしょう。テーマパーク、そして家庭用ゲーム全盛のご時世、仕方ないのかもしれない。

そごうの屋上へ時々登ると、都心のど真ん中とはかけ離れた、ゆるやかで、ちょっぴり寂しい空気が流れている。もうなにも演じられることもないだろう、円形のステージ、その前には、かつてのビアガーデンのなごりであろう、ステンレスのテーブルと椅子。ここに腰掛けて、静かにくつろぐ人が、必ずいたりする。まだあったんだ・・・というような、スマートボールのようなゲームとか、ライオン・パンダのぬいぐるみタイプの乗り物とか。昭和の遊園地アイテムが現存する。ぜひ、息を浮きこんで、もっと動いている姿が見たくなるものです。

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福屋八丁堀本店の屋上遊園も春に撤去されて、広島市内で屋上に遊園地が残っているデパートもここだけになった。これから先、残り続けるかはわからない。ただ、遊園地っていう場所、どんなささやかでもいいので、一つくらい、都心に残してほしい気はします。どんなささやかなものでも、小さい子供にとって、親と遊んだ思い出というのは、必ず、やさしい記憶となって、ずっとこころに残るもの。それは、遊園地じゃないとだめだと思う
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by cobalt_ss | 2009-05-29 05:50 | 広島探訪・デパート屋上探訪


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