郵政公社が、来年3月末で廃止を打ち出していた、広島郵便貯金ホールについて、広島県の藤田知事は、「県が買い取る」との方針を明らかにしました。
⇒ひとまず安心しました。あれだけ音響のよい屈指のホールが消えることは、県民の財産を奪うことになりかねない。たしかにこれから、改修費用もかかるとは思いますが、フォレストヒルズガーデンや、エルミタージュ美術館分館計画などにお金をかける県の姿勢に比べ、比べ物にな
らないくらい、意味のあることのように思う。
厚生年金会館については、広島市にとってみても、隣接するアステールプラザ・中区民文化センターなどとの一体化が図れるメリットがある。広島市の芸術発表の拠点として、もっと専門性(オーケストラ専用とか、伝統芸能専用とか、演劇専用とか、既存のホールの再編成)を高めるなど、工夫をしてほしい。