単式ホームの駅。可部線の終着駅である可部駅のひとつ手前の駅になる。それが、この中島駅。読み方は「なかしまえき」。付近には、西川化成の工場や可部自動車学校があるが、基本的には住宅街。安佐北区スポーツセンターへの可部線からの最寄り駅でもある。(ただし、歩くと、10分はかかる)太田川と根の谷川によって、この付近は島のようになっていることから、中島という地名になったのだろうと想像できる。
小さな小さな駅舎・・・駅舎というのではなく、ホームに屋根がついているだけという感じだろうか。中島駅という表示看板も、どこよりも小さい。もちろん無人駅。
待合所の壁は、可部線の列車と同様のカラーリングにされていた
国道54号線と県道70号線を結ぶ細い道路の途中に駅がひっそりとある。初めて訪れた人にとって、中島駅を見つけるのは難しい。駅前広場のようなものもなく、通りから奥に入り、スロープをあがると駅舎へ。周りはマンションなどが建っていて、囲まれている感じ
1911年(明治44年)6月12日に、大日本軌道広島支社線の太田川橋と可部間延伸時に中島停留場として開業。1943年(昭和18年)10月1日に営業休止されたが、1956年(昭和31年)6月1日に中島駅に改称し営業が再開される。広島市安佐北区可部南1丁目3-18